良くある離婚・男女問題についてのお悩み
- どのような要件がそろえば、離婚を認めてもらえるのか
- 「父親は親権を取れない」と聞くが、本当のところを知りたい
- 浮気の証拠を集める場合、調査会社を使うべきだろうか
離婚・男女問題について弁護士に相談するメリット
自分が持っている権利や金銭相場などを知ることができます。プライベートな内容は相談しにくいでしょうが、相手の言いなりで進めてしまうと、自分やお子さまが苦労します。
離婚するかどうかはいつでも決められますので、どのようなポイントが論点になり得るのかも含めて、一度、弁護士に相談されてはいかがでしょうか。
親権や養育費など、子どもの問題に関する相談事例
ご相談内容
妻が子どもを置いて別居を始めたため、こちら側から離婚を切り出したところ、逆に親権を主張してきました。親権の争いは女性に有利と聞いているのですが、自分でしっかり育てたいと考えています。
法律相談でのアドバイス
父親による親権の獲得は、決して不可能ではありません。ご依頼者の場合、お子さんが手元にいて、実際に養育を行っていることになります。具体的な実例を挙げながら、「自分が養育者としてふさわしい」ことを主張していきましょう。
ご依頼を受けて
お子さんのお弁当を作った後に写真を撮ったり、お出迎えの様子について幼稚園のスタッフから証言を集めたり、可視化できる証拠を集めました。結果として高裁まで進んだものの、地裁でも高裁でも、こちらの主張が認められました。
弁護士の一言
養育を家政婦にゆだねるという考え方もありますが、逆に「人任せ」と受け取られかねません。「滞りなく行っている」のと「積極的に取り組んでいる」のでは、裁判官の心証が異なってきます。自ら頑張っていることの可視化が求められるでしょう。
浮気や不倫の慰謝料請求に関する相談事例
ご相談内容
夫の帰りが遅く、浮気をしているようなのでスマホをチェックしたところ、怪しいLINEの文章が出てきました。離婚や慰謝料請求が成立するでしょうか。それとも、調査会社を使って、写真や動画を抑える必要があるのでしょうか。
法律相談でのアドバイス
最近の傾向としては、文章などのデジタルデータだけでも十分な証拠になり得ます。ただし、慰謝料だけでなく離婚を認めさせるとなると、肉体関係を示唆できるような内容が必要でしょう。デート程度では不十分です。
ご依頼を受けて
LINEには具体的なホテルの名称なども含まれていたため、調停を利用して、相手方に離婚の承諾と慰謝料の支払いを認めさせました。
弁護士の一言
メールやLINEの文章は、写真や音声と比べると、直接的な裏付けがないように思われるかもしれません。しかし、コミュニケーションツールとして広く浸透してきた現在、「創作・作り話」という言い訳は通らなくなってきました。取扱いや管理には、十分ご注意ください。