弁護士大窪のコラム

2016.05.06更新

 ゴールデンウイークも終わりました。当事務所は比較的連休でも仕事を続けている弁護士がそもそも多いのですが、私も本日から通常通り仕事をしております。

 本日も仕事がらみの打合せをおこなっておりましたが、その中で(打合せの内容と全く関係なく)標題の「携帯の回線をMVNOに変えるべきか否か」という問いを聞かれました。

 自分は三大キャリアいずれの回線も、MVNOも使ってきたのでそれぞれのメリットデメリットも分かっておりますが、結論から言えば「MVNOに変えられるのであれば変えた方が良い」と思います。

 キャリアの回線の良いところとして、定額の通話料金サービスがあるので通話が多い人には通話料が安くなるとか、携帯電話の端末が通話料割引の形で安く買える...などはあると思います。まただいたいの町にはキャリアの携帯ショップがあるので、分からないことがあれば聞くことができるというメリットもあります。

 しかしそうしたキャリアのメリットは、MVNOとの通信料の大きな格差を考えると大したものではないと思います。MVNOの提供するプランにもよりますが、同じような使い方をしていても通信料が数分の1には減らすことができます。キャリアの通信料は高止まりしていて今後安くなるとも思えませんので、変えることができるならMVNOに変えた方がいいと思います。

 これまで破産事件の関係で多くの家庭の家計簿をみてきましたが、年々割合が大きくなっているのがキャリアの通信料です。家計を見直すには通信費の減額が望ましいことは言うまでもありません。

 ただ、破産の場合クレジットカードを使い続けることはできませんが、MVNOではクレジットカードによる支払しか選べないところも多く、そのことも大きなハードルです。クレカ支払以外の決済ができるMVNOが増えていけば、破産を選ぶ依頼者の方にもMVNOを勧めやすくなるのですが...。

投稿者: 弁護士大窪和久

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